タブレットは持ち運びが便利なパソコンであり、画面の大きなスマートフォンでもあります。
パソコンは電源を切るのが当たり前ですが、スマートフォンは電源を切りません。だったら「タブレットは電源切った方がいいの?切らない方がいいの?」なんて思う方もいるはず。
今回はタブレットの電源を切った方がいいのか切らない方がいいのか、をテーマに解説していきます!
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先に結論を言っておくと、タブレットの電源は切らなくていいです。ただしたまに再起動しておくことで不具合を改善できるので、たまに電源を切るべきです。
というわけでタブレットの電源を切らなくていい理由と、たまに再起動することで不具合が改善できる理由を解説していきます。
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まずは「タブレットPCと呼ばれているぐらいなので、タブレットはパソコンなのではないか?」と言う疑問があります。この疑問を解決することで、タブレットの電源を切らなくていい理由が分かります。
基本的にパソコンは使わないときに電源を切ります。シャットダウン(電源を切る)理由は人それぞれ考え方が違いますが、よく言われている理由はハードディスクの劣化を防ぐためです。
パソコンは電源が付いているだけでハードディスクにアクセスを繰り返すので、電源が付いている間はずっとある程度の負担がかかってしまいます。ハードディスクへの負担を減らすためにも、使わないときにシャットダウンして休ませると言う考え方ですね。
一方のタブレットは、ハードディスクではなくフラッシュメモリと呼ばれるものが搭載されております。フラッシュメモリはスマホでも採用されているメモリーです。
ようするにタブレットは、パソコンではなくスマホと同じ構造と言うことです。
ハードディスクではなくフラッシュメモリが搭載されているタブレットやスマホには、パソコンをシャットダウンする理由となっている「ハードディスクを休ませる」と言う行為が不要になります。つまり、先ほどの考え方だけで言えばタブレットの電源を切る必要はないと言うことになります。
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タブレットの電源を切ることで得られるメリットをまとめていこうと思います。とはいえ諸説あるのであくまで参考程度に。
スマホは使い続けていると「キャッシュ」と呼ばれるファイルが貯まっていきます。キャッシュは端末に一時的に保存されているデータのことで、スマホやタブレットにとっては必要のないものです。(よく言われている例えが部屋のホコリ)電源を切ることによってキャッシュが貯まらなくなるので動作がより快適になります。
パソコンもスマホもそうですが、普通に使っていると思っていてもバックグラウンドでは様々なアプリが動作をしています。気づかないうちに何か末端のアプリがエラーを起こしていて、動作に影響を与えている場合があります。そんな時によく言われる対処法が「まずは再起動を試す」です。再起動を行うことで動作が軽くなると言う報告は非常に多いです。頻繁に電源を切ることによって、この再起動の効果を得ることが出来ます。
タブレットはスマホと同じ「リチウムイオン電池」が採用されています。リチウムイオンの劣化を防ぐ方法が「充電・放電の回数を減らすこと」です。スリープ状態のタブレットも少しずつバッテリーが減ってしまうので、結果的に充電回数が増えてしまいます。使わないときに電源を切ることによってスリープ状態で消費する電力を減らすことが出来ます。一つ注意しておきたいのがシャットダウンや起動にはある程度の電力が使用されると言うことです。頻繁に電源をON/OFFしているとむしろバッテリー消費は多いということに。
電源を切らないメリットは明確で「すぐにタブレットを使えること」です。これがそのままタブレットの電源を切るデメリットと考えて良いでしょう。
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よって結論は、「普段タブレットの電源は切らなくていいけど、たまに再起動することで端末の調子が良くなるかも」です。
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